商談プレビュー

これから商談がある。当社はお米の卸業が本業で、お米を飲食店向けに卸している。大手の飲食店向けのお米である熊本産コシヒカリの在庫が枯渇しそうなので、その状況をどう解決するのかという商談である。

 

2時間後にその商談があるので、この記事でまとめて、それから臨みたい。
①熊本産コシヒカリは当該飲食店と取引が始まった3年ほど前から卸しており、今まで在庫が切れた事はない。

②去年12月ごろに値上げ交渉を行った。

③今年からインフォマートのシステムによって取引が行われるようになったため、システム料をこちらが負担する事になっている。

 

今年のお米の取引値は異常値をたたき出しており、さらに銘柄によっては仕入れる事自体が難しくなるものもある。今回の熊本産こしひかりもそうだ。

まずは、この前提を認識してもらう必要がある。

①一週間程度で熊本産こしひかりが枯渇する事。

②それまでにどのお米にするのか判断してもらう事

③選んだそのお米も、長期間対応できるかが難しいため、それもご理解いただく事。

 

当該飲食店は、熊本にも支店があり、そこで現地米卸から熊本コシヒカリ仕入れている。そこで、その卸会社から空輸してもらう方法を検討しているらしい。こちらとしては、その状況は避けたい。

一つの方法としては、現地米卸から当社に玄米の状態で入荷。精米し、こちらで納品すれば、現状とほぼ変わらず、取引が続けられる。

あくまで、その現地米卸会社をご紹介いただく必要がる。

 

追伸

「熊本産のお米は、玄米の状態で弊社に納品する事は難しい」との回答があった。

これで、状況は当該チェーンに「どちらが卸すのか」という状況になった。商談で、唯一の成果は、
①来週からのお米を熊本産コシヒカリと福島産コシヒカリブレンドの納品でオッケーをもらった。
②米油の案内をしておいた。

今後取れる方法としては、
米油を持っていく段取りを相手担当者と行い、米油の提案をしつつ、「いったん福島コシヒカリ100%になるけど、何かあればいつでもご相談ください」と、福島こしひかりの納品で、合意形成を取る事だと思う。
米油の提案については、担当者と社長の私も同行する。これで「蜜なコミュニケーションを取ってる感を醸成する」。