急転直下の店舗延命施策

とりあえず、5月休店(ほぼ廃業といってもよかった)状況から、なんとかお店は延命できる事になった。Yさんという店長意欲がある方が入り、アルバイトの方をある程度温存できた。週3日は休む事になるが、工夫して、Yさんのモチベーションが続く限りは私としてもやりきりたい。
現状の整理→問題の定義→問題の条件→複数の解決策の生成

この流れで、今回も行いたい。

現状の整理

 ①社員1人。アルバイト4名。週3日休み。木曜日は仕込みの日。日曜日の人員が不足。
②タイミーで募集。時給1,050円設定なら、多少集まった。
③アグレで引き続き募集を行うも、応募なし。

④俺の時間をつかって店舗の現状を理解しようとする予定

⑤一押し商品の開発

問題の本質になる、決定要因を見つける

 

この決定要因を見つけるのは、簡単ではない。そのため2つのアプローチを使う。

仮想運動①

何事も変化、変動しないものと過程して、「何もしなければ何が起こるか」を問うこと。

仮想運動②

過去にさかのぼり、「問題が最初に起こったとき何ができたか、あるいは何が放置できたか、その場合、現在の状態はどうなっていたか」を問うこと。

 

仮想運動

①何もしなければどうなるか。アルバイトが一人やめるたびに、Yさんと店舗は窮地に陥る事になるだろう。それでもタイミーが機能しているうちはいいが、それでも非熟練のアルバイトに労働力が切り替わっていくため、ダメージにはなる。効率的なやり方も見いだせない。

②何ができたか。もっと時給を上げる事が望ましかったかもしれない。また、イスの設置を行い、快適な作業を検証するべきだったかもしれない。また、店舗の実態に即したルールづくりが必要だったかもしれない。

 

問題の定義

このような事から、職場の快適さや経済的メリット、達成感を得られるようなルールづくりを通して、熟練労働者にこれ以上の欠員を出さない事。さらには、適度な負荷をかけながら、人員教育を施す事。さらに上手に熟練労働力を足す事があげられるだろう。
つまり、「いかに熟練労働者を確保しながら、増員していくか」が問題となる。

問題解決の条件

①まずは、今いるアルバイトにできるだけいてもらう施策がある事が望ましい。確率をあげるためにコストと相談しながら、色々試すべきだ。さらには時給の引き上げなどの経済的メリットも。さらには、日常的にゲーム感覚で取り組める施策(わらび餅の仕込みを何時何分までに終わらせるとポイントがたまり、ボーナス的な)

②とはいえ急激な人件費上昇を伴うものであってはならない。タイミーなどをどんどん活用したくなるが、ある程度の節度は必要だ。
③タイミーで補充した人員をうまく自社で活用し、うまく取り込めるような流れが必要だろう。こちらもコストをかけずに、人員を補充していけるような施策が必要。

 

決定要因と条件まとめ

「熟練労働者をいかに温存し、確保補充していくために、コストを考慮に入れながら、ルールの整備やイスの導入など快適性と経済的メリット両方の向上を目指す」
こうなる。

複数の解決策の提示

①アルバイトの時給の引き上げ920円→980円
 くら寿司などのチェーン店ですでに1,000円がベースラインになっている。
②アルバイトの時給引き上げ920円→960円
賃上げとしては、まあ、ありがちなラインかな
③神谷さん1,250円。三浦さん1,050円。に設定。

三浦さんの時給を1,050円に設定する事で、980円とかで募集しやすくする。
④社員の募集を続ける。5月末まで。ただ、アグレでやっても全然来ない。
インディードと併用でも、、、。うーん。
⑤社員の募集を諦める。その場合、山城さんの給与の設定をどうするか。28万5千円。
が筋ではある。
⑥タイミーでバイトを補充しつつ、直接雇用に切り替えるアプローチも行う。

タイミーの活用に関しては、より精度をあげていきたい。


、、、、、、。うーん、あとは幅の問題だけではないだろうか。

とりあえずの結論

まずは、現状の一般アルバイトは980円に賃上げ。本当はここに何か理由がほしい。モチベーションが上がるような。ただ上げますは、、、、。社員2人目は諦める。山城さんの設定は28万5千円。タイミーで980円で来るものか、確かめてみる。来るなら、直接雇用を提案してみる。